当院では消化器病専門医・消化器内視鏡専門医が胃カメラ・大腸カメラ・腹部エコー検査や透視検査を行います。
消化器内科
胃カメラ
経口の内視鏡と経鼻内視鏡を備えており、患者さんのご希望に応じていずれでも検査が可能です。鎮静剤を使用せずに検査することが一般的ですが、嘔吐反射が強い場合やそのために胃の膨らみが損なわれて検査が難しい場合は鎮静剤を使用することも可能です。 鎮静剤を使用して検査する場合は、検査後に2時間程度お休みいただいてから帰宅となります。また、ご自身で運転しないように来院していただく必要があります。 検査の方法は事前によく相談して決めるため、来院して予約をお取りください。
大腸カメラ
肛門部からカメラを挿入し大腸全体を検査します。検査のために腸管を空っぽにする必要があり、検査の前日から（便秘がちな場合はこの限りではありません）緩下剤や当日に腸管洗浄剤をお飲みいただきます。これまで大腸のカメラを受けたことがあるかないか、事前にお話しください。苦痛が強い場合には鎮静剤を使用することもできます。
腹部エコー
朝食を食べずにお越しいただいてお腹にゼリーを塗布して検査します。肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓と、見える範囲で膀胱や前立腺・子宮や卵巣を観察します。腹水の有無や消化管閉塞の有無なども確認することができます。食事をとっていても必要時はその場で検査可能です。
検査のご案内checkup
病気・症状
| 食道 | 食道胃逆流症、逆流性食道炎、食道がん、食道静脈瘤など |
|---|---|
| 胃 | 胃炎(急性、慢性)、急性胃粘膜病変、機能性胃腸症、胃潰瘍、胃がんなど |
| 十二指腸 | 十二指腸潰瘍など |
| 小腸 | 急性胃腸炎、腸閉塞など |
| 大腸 | 大腸ポリープ、大腸がん、過敏性腸症候群、虚血性腸炎、潰瘍性大腸炎など |
| 肝臓 | C型慢性肝炎、B型慢性肝炎、アルコール性肝障害、非アルコール性脂肪性肝炎、自己免疫性肝炎、肝臓がんなど |
| 胆道 | 胆石症、総胆管結石症、胆のう炎、胆のうポリープ、胆のうがん、胆管がんなど |
| 膵臓 | 急性膵炎、慢性膵炎、膵がんなど |
- 胸やけ
- だるさ
- 食欲不振で吐き気がある
- 便秘・下痢を繰り返す、 血便がある
- 胸痛 ・胃もたれ
- 最近体重が激減した
- 貧血
- 胸のつかえ
- 発熱
- 顔色が悪いと指摘された
- 吐血、下血
- 嘔吐
- 頭痛